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リンゴジュースの販売

様々な課題解決に向け開発されたリンゴジュース

岩手の南東部、宮城県との県境に位置するのが岩手県陸前高田市。
ここに私たちが管理するリンゴ園があります。

私たちがりんご園を始めたのにはある理由からでした。

全国的には有名ではないですが、陸前高田市のリンゴはリンゴ栽培がさかんな地名から『米崎リンゴ』と称され、地元の方々に愛されています。

その『米崎リンゴ』が今、存続の危機に瀕しています。

リンゴ農家の高齢化が進み、リンゴ農家を辞めていく人が年々増えてきたのです。
また、その多くは後継者不足に悩み、りんご園だった畑は次々と耕作放棄地と化しています。

耕作放棄地が拡大すると、様々な問題が起きます。

多くの畑や田んぼは農地として管理されなくなると、やがて雑草が生え放題になり、害虫が増え近隣に住む人の悪影響となります。

さらに、人の気配を感じなくなるとシカやイノシシなどがそこに居付き、周辺の農園を荒らしてしまう被害も多発しています。

また、耕作放棄地が拡大しているのは陸前高田市に限った話ではありません。
全国的に地方の過疎化、高齢化が進んでおり、さらに後継者不足により農業人口が減少、それに比例して耕作放棄地が拡大しています。

農業人口の減少、耕作放棄地が拡大するとただでさえ低い我が国の食料自給率がさらに低下、他国からの輸入への依存度が増すという大きな問題にさえつながっているのです。

大きな問題を解決するのも自分の周りの小さな問題を解決することからー。

そう考え、私たちは辞めていくリンゴ農家さんから農地を継承し、りんご栽培を事業としておこなうことを決意しました。

しかし、その思いとは裏腹に様々な課題が私たちを待ち受けていました。

ただ植えていればリンゴは育つ訳ではありません。
毎年春先りんごの花が咲いた頃におこなうりんごの花の摘花や、実をつけた頃におこなう摘果など、手のかかる作業が多くあります。

ですが我々は素人同然。
地元のリンゴ農家さんに助けられなんとか作業することができました。

さらに、段々暖かくなってくるとあたりには雑草が生えます。
最低でも1ヶ月に一度は草刈りをおこなわないとジャングルになり、畑に入ることさえできなくなります。

そんな努力の甲斐があってか、秋には大量のリンゴが収穫できました。

しかし、『生食』で出荷するにはあまりにも不恰好なリンゴでした。
私たちは、その時あらためて農業の厳しさを知りました。

かといって、本業でリンゴ農家をしている訳ではないので、これ以上の時間と経費はかけられません。

どうすればいいのか…。

考えついた先は、育てるのが比較的簡単な加工用品種である『紅玉』植え替えることでした。

紅玉はアメリカ原産のリンゴで、日本では明治時代から育てられています。

その名の通り、皮が真っ赤に色づくリンゴで、大きさは比較的小ぶりです。
締まりのある果肉は煮込んでも煮崩れしにくく、調理用、加工用に根強い需要があります。

持ち味はしっかりとした酸味と香り。もちろん甘みも十分にあります。

その加工用品種である紅玉であれば生食用のリンゴに比べ、色味だったり、形を気にせずに育てることができると考えたわけです。

その紅玉を利用し作られたのが、日本まるごと新鮮市場で販売しているリンゴジュースです。

陸前高田市の海に近いリンゴ園で育てられた紅玉リンゴ。
潮風に吹かれ、太陽の恵みをたっぷり浴びて育った、とれたての真っ赤な紅玉リンゴを丸ごとジュースに詰め込みました。

ストレートの果汁は後味サッパリ、甘みと酸味のハーモニー。
まさにリンゴを丸ごと詰め込んだ、スッキリごくごく飲めるリンゴジュースです。

ラベル貼り、箱詰めは障がい者の方々にお願いし、雇用創出と所得向上により一層寄与できたらと考えています。

東日本大震災から早10年余り。

陸前高田市にはまだまだ解決しなければならない課題があります。

弊社が微力ながらそれらの課題解決に寄与できたらと考えております。

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